必要な服といらない服を仕分けしたのはいいものの、いらない服を捨てることに罪悪感を感じる人も少なくありません。
かくいうわたしもそうです。
たくさん服を捨てましたが、いらない服の山を見て、「まだ着ることができるのに・・・」と捨てることに罪悪感を持ってしまいます。
▽ 服を処分した際の話と残す服の選び方についてまとめた記事です。
よかったらご覧ください。
そこで「少しでも再利用できないか」と悩んだときに思い出したのが「ウエス」の存在。
この記事では、いらない服を再利用して最後まで使い切ることで、服を捨ててしまう罪悪感を少なくする方法を紹介しています。
まず、「ウエスとはなんぞや?」というところから説明していきますね。
「ウエス」とは?
ウエス (Waste) とは、機械類の油を拭き取ったり、汚れ・不純物などを拭き取ってきれいにするために用いる布である。 ー Wikipediaより引用
要するに、ぼろ布や雑巾のことです。
英語のWaste(ウェイスト)がなまってできた、和製英語なんだそうです。
わたしはナチュラルクリーニングの本を読んだ際に出合いましたが、主に機械類のそうじに使う布のことを「ウエス」と呼ぶようですね。
Twitterでウエスの認知度調査。62%の人がウエスを知っていた!
わたしがウエスという名前を知ったのは今年に入ってから。つい最近です。
夫にも「ウエスって知ってる?」と聞いたところ意外や意外、「知ってるよ」とのことでした。
しかして常識的なことなの?!と思い、Twitterでこのようなアンケートをとってみました。
こんにちは☀
突然ですが、初アンケートをとってみます!雑巾の別名で「ウエス」という名前があるのですが、知っている方ってどれぐらいいるのでしょうか?
わたしは最近になって知りました。どれくらいの認知度があるのか調査させてください👩💻
— ノエル@片づけられない女 (@noL_totonoeru) 2019年3月2日
たくさんご回答いただきありがとうございました(*^^*)
なんと62%の方が「知っている」という結果に!
Twitterのみの結果なので、ウエスは常識であるとは言い切れませんが、わたしのフォロワーさんを中心としたアンケートでは知っている方が多数派という結果でした。
知っている方は「仕事で使っていた」とコメントくださった方が多数。
夫も仕事で知ったとのことです。
そんな認知度の高かったウエスさんですが、ゴミ袋行きになった服をウエスとして再利用することができますよ。
古着でウエスをつくれば、服を最後まで使い切ることができる
古着や使わなくなった布でウエスをつくることで、その布類を最後まで使い切ることができます。
おなじく服を整理中の方!捨てる服の山を見ると罪悪感がものすごいですよね・・・
呆然と洋服山を見つめていた時に「ウエス」のことを思い出しました。
おもむろによれよれになったTシャツを手に取り、はさみでチョキチョキ。
そうじに使ってみたところ、これがまぁ~~使いやすい!
それからというのも、わたしはこの「ウエスそうじ」にはまってしまいました。
ことあるごとに「ウエス、ウエス」言っています。笑
服に感情はないけれど、服として身につけなくなった最後の最後まで使い切ってもらえるというのは、服にとってもうれしいことなんじゃないかなぁ。
そうじが終わって汚れたウエスはそのままポイ。雑巾を洗って繰り返し使うより衛生的です。
この方法だとそのまま捨ててしまうより罪悪感もありません。
ウエス、最高。ウエス、万歳です。
つくり方はカンタン。使いやすい大きさに切るだけ!
「ウエス」という名前で商品が販売されていますが、家でそうじ用として使う分にはわざわざ買う必要はありません。
ウエスとして使いやすそうな服があれば、それを使いやすい大きさに裁断するだけです。
わたしは下の写真のように切ってから、使いやすい大きさにチョキチョキ・・・
↓
↓
切り方に決まりはありません。
お好みの大きさに切っちゃって!
我が家の手づくりウエスの使い道
我が家ではウエスをこんな用途で使っています。↓
- 食べ終わったあとの食器のよごれ
- 換気扇のしつこい油汚れ
- 洗濯機の内蓋についた洗剤よごれ
- トイレのふち裏をしっかりそうじしたい時
- 子どもやペットがトイレ以外の場所で粗相をしてしまった時 ←new!
などなど、よごれがひどい部分のそうじで、できれば使い捨てで雑巾を使いたい部分にウエスを使っています。
特に食器やお鍋などを洗う前のよごれ落としに大活躍!
カレーやギトギト油よごれなど、できれば直接スポンジをつけたくないですよね。
そんな時に手づくりウエスが登場。
我が家ではセスキスプレーをかけてしばらく置いてからふき取ります(こうするとさらにふき取りやすい)。
スポンジに余計な汚れがつかないし、洗剤や水の節約にもなる。
無駄に洗剤を使わないことで地球にもやさしい!
スクレーパーのように使っています。
▽ スクレーパーもしつこいよごれ落としに便利です!
画像:無印良品
追記:子どもがトイレ以外の場所でおしっこをしてしまった時にも大活躍しました。
お風呂上りの脱衣所。子どもがおむつを履く前におしっこをしてしまいました・・・そんな大ピンチを救ってくれたのがこのウエスです。
床に広がったおしっこの上にウエス①をかぶせて吸収。ウエス②で乾拭き、クエン酸スプレーをかけてウエス③で拭き取ります。
使ったウエスは全て袋に入れてポイ!床拭きシートなどよりも吸収力抜群で掃除もしやすかったです。
吸収させるウエス①はタオル地やマイクロファイバー素材などあれば早く吸い取ることができます。子どもだけでなく、ペットがあらぬところに粗相をしてしまった時にもよさそうです。
まとめ:ものに感謝しながら最後まで使い切る。ウエスってすてき
▽ 手づくりウエスを使うメリットまとめ
- 服を捨てる罪悪感が少なくなる
- 市販のウエスを買わなくても済んで経済的
- 洗剤の使用量が減る(エコ)
- なんだかいいことをしている気分になる
最後はなんだそりゃって感じなんですが、本当にそうなんです。ちょっと自己肯定感が上がります。
そのまま捨ててしまうのは服に対して申し訳ない気持ちになりますが、最後まで使ってあげることでなんだかいいことをしている気分になります。
これだけメリットがある手づくりウエスってすてき!
新しい情報ではありませんが、意外とやっている人は少ないのでは?
食器洗いも楽になるし、そうじもはかどります。
もっと手づくりウエスが広まるといいな。
ウエスにできそうな古着があれば、ぜひ再利用してみてください。
今回はこの辺で(^^)/