「捨て活」という言葉をご存知ですか?
以前Twitterで「断捨離」という言葉が商標登録されているため、「ブログやYouTubeでも使えない?!」ということが話題に上がっていました。
その代わりとしてじわじわと使われ始めているのが「捨て活」という言葉。
わたしはTwitterでリプをくださった方経由で初めて知りました。シンプルで分かりやすく、使いやすい言葉ですよね。
今後、ブログでもこの言葉をたくさん使っていくと思います。そこで「捨て活」について気になったことや調べたことをまとめてみました。
SNSでじわじわ普及中?「#捨て活」
読んで字のごとく、「ものを捨てる活動」を略して「捨て活」ということだと思います。「就活」「婚活」的なやつだよね。
twitter内では例の「断捨離騒動」からこの言葉をよく見かけるようになった印象があります。でも恐らく前からあった言葉で、わたしが知らなかっただけかもしれない。
わたしはすーまんさん(@2525suman)からリプをいただいて、初めて知りました。↓
捨て活ですよ!(о´∀`о)
捨て活!
— すーまん (@2525suman) 2019年6月11日
インスタでも「#捨て活 #捨て活記録」などのハッシュタグがあり、その投稿数は1万4千件ほど。インスタのことはよく分からないのですが、そこまで多いとは言えないのかな?
本当にじわじわと広がっているところかもしれません。
一方「#断捨離」はというと、55万件ぐらいありました(2019年現在)。圧倒的ですね。改めて、広く浸透している言葉だということがよく分かります。
実際、ブログ内で「断捨離」という言葉を使うのはNGなのかと言われると、そこまで問題はないだろうと思っています。中には影響があったブログもあるようですが、全て制限をかけるのは無理があるよね。
▽ ブログやYouTubeでの使用に関して、ていないさんの記事が参考になります。
ブログ内で使っても問題なし!とのことですが、例の騒動があってから、なんとなく使いにくくなりました。今回はこういうテーマで書いているので使っていますが、今後使うことはないと思います。
これはブログに影響が出るのではないか、というよりも気持ちの問題が大きい。
とてもすてきな言葉なんですけどね。
誰が考えたの?「捨て活」のルーツを探ってみたけどヒットなし
ふと、「捨て活ってだれが言い出したの?」と疑問に思い調べてみましたが、提唱者らしき人は見つけることができませんでした。
Twitterでも質問してみましたが、どこで言われ始めた言葉なのか、知っている人はいないみたい。
ブログでは2010年に「捨て活」を使っていた記事がありました。しかし、その方が提唱者というわけでもなさそうです。
2010年と言えば「断捨離」が流行語大賞にノミネートされた年でもあります。
「不要なものを捨てる、手放す」という行為自体に注目が集まっていた時期で、何らかのメディアで取り上げられていたのかもしれませんね。
そういうことにしときましょ。
「断捨離」よりゆるく取り組める、という認識でいいのかもしれない
「捨て活」について調べると、こんな記事に出会いました。
※こちらの記事はすでに削除されていますが、すてきな表現だったので引用させてくださいm(__)m
「断捨離ほど丁寧に向き合わない」
なんかいい表現だなと思って。
たしかに断捨離よりもゆるくてやさしいニュアンスを感じる。「ゆるく、自分らしく生きる」を意識して暮らしているので、この表現が心にかぽっとはまりました。
断捨離と言うと、私の中では1つ1つ物の種類と向き合って、次に入ってこないようにするようなイメージ。
まさにそれは決別。
でも、そんなに重くなりすぎず、まずは手に取ったものから、目にした物からどんどん片をつけていってみます。
1つ1つのものと向き合い、決別すること。これはかなりエネルギーを消耗します。
ものと真剣に向き合うことは大切なことですが、もう少し気楽さを取り入れた「捨て活」という言葉のほうがわたしには合うのかもしれない。
「捨て活」は登録商標なの?
「捨て活」単体での商標登録はありません。
しかし「捨て活トレーニング」という言葉は岡田敏子さん(捨活アドバイザー)の登録商標とのことです。
ですが断捨離とおなじく、言葉に規制がかかる可能性は低いと思うので、商標権の問題はないでしょう!
断捨離に代わる、新しい言葉も考えてみたい
断捨離に代わる、新しい言葉を考えてみてはどうか?という提案をいただきました。
せっかくなら
新しい言葉を作って
流行らせるのもいいですね!断捨離みたいに
関連する単語を書き出して
組み立ててみるか辞典でピンとくる言葉を探す
「片付けられない女から
ととのえるようになったら」どうなるのか分かるような
キラキラした言葉なら
刺さるかなとおもいます😍— ミナ@山梨地域ブログ (@minablog58) 2019年6月11日
これはすてきな案です!新しい言葉を考えて、ムーブメントの中心になりたい!!
・・・と考えてみたものの、全く思いつかない。まぁ新しいものを作るのは一朝一夕でできるようなことではないですよね。
まずは片づけを終わらせないと思いつかないかもしれません。終わっても思いつかないかもしれません。笑
でも一応あたまの隅には置いています。伝わりやすくてみんなで使える言葉を考え中。
それまでは、この「捨て活」という言葉を使っていきます。
「断捨離と意味は同じなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、わたしからすると少し違います。
断捨離よりも気楽に取り組める「捨て活」。
もっと世間に浸透していくといいなぁと思います^^
追記:収納の本も出版されている、TSUNさん発信だったみたい
なんとご本人からメールを頂き、TSUNさんからTwitterで広まっていった言葉のようです。
断捨離の登録商標問題。
自分のブログを確認したら87箇所ぐらいあって。
文章的におかしくなりそうな箇所は手動でリライトしたけど
基本「捨て活」で一括変換しちゃいました!#断捨離 #商標登録 #ブログ— TSUN (収納本発売中) (@tsun72) June 7, 2019
このように、当時発信されておられたのですね…リサーチ不足で申し訳ないです!
2年越しに真実を知ることができました。
TSUNさん、教えていただきありがとうございました。
▽ 捨て活の仕方はこちら