社会復帰が怖いママさんへ。専業主婦歴4年から社会復帰した主婦がありのまま書いてみました

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「子どももそろそろ手を離れてきたし、外に出て仕事をしたい」

「欲しいものを自分の稼いだお金で買いたい」

「でもブランクがあるし、久々に社会の洗礼浴びるの怖い!!!」

こう思っているお母さんも少なくないはずです。

今は共働き世帯が多い時代ですが、久しぶりの社会復帰となると、少し腰がひけてしまうこともありますよね。

わたしも不安で怖かったんですが、やりたい仕事もあったため社会復帰をすることに。

パートですが勤め始めて半年が経ち、同じように久しぶりに仕事をするのが不安…というママに向けて、実体験に基づいたあれやこれやを書いてみました。

これを読んで、少しでもあなたの抱えている不安が解消されるといいなぁと思います。

職歴とトラウマと現在

以前は福祉施設の調理員として、合計5年間は社会人でした。

妊娠中にやりたいことを見つけて、妊娠前とは全く違う業種に転職しています。

仕事と家事をバランスよくすることが理想なので、今は週3日の7時間勤務(内1時間は休憩)。

過去に1度転職していて、2社とも2年半ぐらい。

しかも1社目では職場の人間関係がうまくいかず、機転が利かず物覚えも悪いため仕事の出来も悪く、それでまた怒られ人間関係が悪くなり…というダメダメ社会人で、社会に対して恐怖心を抱いていました。

出社が辛く、泣きながら出社し泣きながら帰るという毎日。

 

あ~今思い出しても吐き気がしますね~;;

病院に行っていたら軽いうつ病と診断されていたかも。

精神的に限界にきていたタイミングで夫からプロポーズをされました。

夫にはすごく失礼な話なんですが、正直半分結婚に逃げたところがあります。

もちろん、この人と結婚すると思ってお付き合いしていたので、投げやりだったわけではないですが、「結婚を理由にこの辛い場所から逃げ出せる」と思ったのは事実です。

はぁ~最低だ自分。と今でも思います(寿退社を否定するわけではないですよ)。

 

1社目の経験から、「自分は社会不適合者なんだ」と思い込むようになりました。

はい、トラウマ完成です!

 

24歳で結婚し、数か月間休み、契約社員として別の職場で働き始めました。

収入は減りましたが、正社員だった頃よりプレッシャーが少なく、精神的に楽でした。

驚くことに、その職場では「細かいことによく気がついてくれる」と評価をしてもらい、怒られることもなく人間関係も良好でした。

トラウマから、褒められても心の底から喜ぶことはできませんでしたが…

このままここで働き続けようと思っていましたが、妊娠初期のつわりが酷く退職。正社員でないと産休制度ないから続けたくても続けられないの辛い…

でも、社会不適合者だし、正社員の制度を享受できないことは仕方ないと思って辞めました。

落ち着いたらまた戻っておいでね、と言ってもらいそのつもりでいましたがここで転機が訪れました。

つわりも落ち着いたころ、やってみたいことを見つけたため新しい道を進むことに!

いや~輝いていましたね、あの頃の自分!

めちゃくちゃやる気で満ちていて、空いた時間に勉強を続けていました。ひたすらに

 

(汗)

 

一見、勉強していて偉いようですが、本音を言うと社会に復帰することが怖くて、様々なことを理由に就職活動を本気でおこなっていませんでした。

逃げ癖が付いちゃったなぁ。

しかし、そこは乗り越えなければと思い(もう30歳だし!)、夫の助けもあって活動を続けた結果、縁があり今の会社に勤めることとなりました。長くなるのでここは全力で端折りました!

不安を抱えながらも前向きに

なぜ社会復帰まで時間がかかってしまったかというと、1社目でのトラウマもありますが、一番は社会人としてのスキルが低いという不安があったからです。

今でもコンプレックスですが…

調理員だったのでお客さんとの電話対応も経験がありませんし、名刺交換をする場面も少なく、やり方もあやふや。ビジネストークなども経験がありません。

「社会人とは何ぞや」という部分を学ばずして結婚してしまったため、そこら辺が不安でしかありませんでした。

この年で「そんなことも知らないの?」と言われると思うと恥ずかしかったし、いざ働いてもついていけないのではないかという不安がありました。

(ぷらす~)

仕事しながら家事ができるのかということ!!

これめっちゃ不安ですよね?

家事育児だけでも毎日へとへとなのにできるのか?体力持つのか?

死んでしまうのでは?

って思いますよね。

でもそうこう言ってたらブランクはどんどん長くなっていくし~!(葛藤)

 

なので手始めに週3のパートから始めてみました。

自分の「やってみたいという気持ち」と「できそうな範囲」のバランスをよくよく考えて決めました

初めは6時間勤務。

少し慣れて生活スタイルも固まってきて「お?意外といけるな」と思った頃に7時間勤務に変更。

こうやって徐々に増やしていって、子どもが小学生になったら正社員になるつもりでいます。正直まだ不安もあるし怖いですが、仕事を通して過去のトラウマやコンプレックスを克服できたらなと思っています。

社会復帰をして生じたくらしや気持ちの変化

  • 夕飯はテイクアウトが増えた
  • 好きなものを買えるようになった
  • 子どもとの時間は質を重視するようになった
  • 疲れるけど充実感はある

家での食事は惣菜などになるべく頼りたくない派だったんですが、頼らざるを得なくなりました!体力・時間ともに、働きながら完全手作りはしんどいです!

食費が上がりすぎないように情報収集が大事だなと思います。

我が家は水曜日は餃子の王将の餃子を買って帰ります。

なぜなら、『餃子の王将アプリ』を使うと水曜日は毎週お得なクーポンが発行されるからです

だいたい対象の料理が餃子だけなんだけど、1人前無料になるし我が家は餃子大好きなのでありがたいです。近くに餃子の王将がある方はぜひ。

EPARKテイクアウトに登録しておくとネットから予約注文できるので便利です。

休憩時間中に予約しておくとすぐに受け取れてスムーズに買うことができます。

最近はミールキットも使ったりしています。だいたい炒めるだけなので簡単◎

 

疲れてクタクタになるのでは?という質問にお答えすると、

「はい!クタクタです!」と正直にお答えします。笑

同じ質問を先輩ママにしたことがあるんですが、その答えが

「え?普通に倒れそうだけど気力でなんとかしてる!笑」

って言われまして。

あまりにも笑顔で言われたので逆に「なんだ~みんなそうなんだなぁ」と肩の力が抜けました。

それまでは疲れている自分に対して、「体力ないな」と無意識に責めていたことに気がつきました。別に責めることなんてなくて、疲れていることを認めてあげたらいいんですね。さすが先輩ママやで。思わぬところで救われました。

やっぱり人と関わることは大切だなぁと思えたのも気持ちの変化かもしれません。

仕事と家事、なるべく両立したいわたしのやり方

ここからは、仕事と家事をやりながら平穏に過ごすために現在意識していることを紹介していきます!

土日のどちらかは作り置きおかずを作る

まとめて作るのって面倒で今までやってこなかったんですが、2,3品だけでもおかずを作っておくとかなり楽です。

わたしは主にお弁当のおかずになりそうなものを作り置きしておきして、朝は温めて詰めるだけの状態にできるようにしています。

朝はフライパン出しません!

平日の家事はある程度諦める、簡易化する

毎日やらなきゃという思い込みを捨てました。

働くまではキッチンのシンク、洗面所、トイレの床など、なるべく毎日やっていましたが、やらなくなりました。

あえてやらなくなったというか、自然とやらなくなりました。笑

たぶんやりたくなかったのでしょう。でも気持ち悪いからやってただけで。

こういうのは気持ちの問題ですよね。少々汚れていても別に死なないし、いっか。てゆうか毎日家事も完璧にこなしてたらその方が過労死するわ!

自動調理器の活用

就職祝いにホットクックを買ってもらいました✨

中古なので多少お得にゲット!

めっちゃくちゃ活躍してます。食材切って調味料入れたら本当に放っておくだけでできちゃいます。

家事の負担も軽くなるし、なにより自分で作るよりもおいしいんです。嬉しいような悲しいような…娘がとびきりの笑顔で「ママの作った料理おいしいね!」って言ってくれますがいろんな意味で泣けます。

値段はお高いですが買う価値ありです。

労力かけずに料理上手になれるのでオススメ。

週1リセットで散らかりっぱなしを防ぐ

せめてテーブルの上だけはキレイに片づけるとか、簡単なマイルールを作っています。

片づけも働く前よりゆるめのルール。

片づけた!と思った途端にね…子どもがね…また元の状態に戻すんですよ…

あるあるですよね。キリがないんです。

いちいち怒ってられないのでゆるめでOKということにしています。

夫への協力要請←超大事

夫婦は協力してなんぼです。

夫はありがたいことに「時間があるほうがやったらいい」という考え方なので、食器洗い、子どもとお風呂、歯みがき、洗濯物を干す、たたむ、など気がついたら結構やってくれています。

ご家庭によっては、旦那さんの帰りが遅かったり、時には旦那さん自身に難ありだったり(巷では「産んだ覚えのない長男」と呼ばれていますね。言い得て妙です)で難しいかもしれません。

そういう場合はなぁなぁにしてほしくないですね。働く前にしっかり話し合って頼れるところは頼ってほしいし、旦那さんにも理解してもらいたいところです。

男性は男性で大変だと思いますが、できるところからでいいのでよろしくお願いします!

時には子どもにも協力要請

うちの子ももう5歳なので、できることは自分でやってもらいます。

  • 洗濯物をたたむ、しまう
  • テーブルを拭く
  • 食べ終わった食器を下げる

自分でやったほうが早いって思うこともあるし余計に疲れちゃうこともあるけど;;

子ども自身の生活力をあげることもできるし、わたし自身、助かることもたくさんあります!

親子のコミュニケーションにもなるしね◎

仕事に行ってあまり構ってあげられなくなった分、一緒に何かする時間をあえて作ることも大事かなーと思っています。

久しぶりの社会復帰、不安を解消するには行動あるのみ!

長々と書いてしまいましたが、結局何が言いたかったのかと言うと「大丈夫」ということです。モーマンタイです。

不安って常に付きもので、解消されるのを待っているだけではさらにブランクが伸びて不安が積み重なる、ってイメージしてます。

こんな虚弱体質なわたしでも半年続いてます。クタクタになりながらも家事もなんとかなってます。

毎日大変だし仕事で悔しい思いをすることもありますが、考え方によっては生活の変化に応じて暮らし方を考え直したり、自分を見つめ直すことも人生の楽しみ方なのだなと思った31の春。

不安な気持ちはめちゃくちゃよく分かるんですが、一歩踏み出してみると自分で自分を褒めてあげたい気持ちになりますよ。

それって他人から認められることよりも大事なことかなと*

 

自分語り多いしまとまりなくて伝わってるか分からないけど…これを読んだ人が前向きな気持ちになれているといいなぁ。

わたしも説得力もてる人になれるよう、がんばらないとですね~!