- 着ていない服がたくさん。捨てたいけどなかなか捨てられない
- どの服も必要に思えて、残すべき服が分からない
という方に読んでいただきたい記事です。
こんにちは、ノエルです。
この記事では前回紹介した「カテゴリー別片づけ」の一番最初のカテゴリー、「衣類の捨て方」について書きました。
▽「カテゴリー別片づけ」の方法、順序について書いた記事です。
もしよかったらあわせてお読みください^^
片づけコンサルタントの近藤麻理恵さん(こんまりさん)いわく、「服がいちばん捨てる判断をつけやすい」らしいですが、服の取捨選択って難しいですよね。
わたしも着ていない服を、「いつか着るかも・・・!」と思ってなかなか捨てられませんでした。
ですが、こんまりさんのやり方に沿い、不要な服とさよならした結果、129着あった服が47着まで減らすことができました。ここまで捨てることができたのは今回が初めてです。
この記事では、今まで服を捨てることができなかったわたしが、必要な服だけを残せるようになった方法をご紹介しています。
同じように服を捨てられず、悩んでいる方に参考になれば幸いです。
残す服の選び方は「次の季節も会いたいか」
前回の記事で、モノの取捨選択の判断は「ときめくかどうか」と書きましたが、それと同じことですね。手に取ってみてときめいたり、また次も会いたいなと思える服を残します。
漠然としているかもしれませんが、これはもう直感で選びました!
服の捨て方①理想のクローゼットを想像する
服を捨てる前に、
- どんなクローゼットにしたいか
- 服自身も心地よいと感じる収納の仕方はどんなものか
というのを考えてみました。
▽ わたしが思う「理想のクローゼット」
- 服は全て一か所に収める!衣替えなしのクローゼット
- さっと取り出しやすい収納
- お気にいりのものだけ並んだクローゼット
これがわたしの理想のクローゼットです。
あなたの理想はどんなクローゼットでしょうか?
服を捨てる前に、一度考えてみてください。
初めに理想(目標)を思い浮かべることによって、必要な服の数もなんとなく分かってくると思います。
服の捨て方②家中の服を一か所に集める
理想のクローゼットを頭に入れたら、次は家の中にある服を全て一か所に集めます。
クローゼットの中から不要だと思う服を取り出す方が早いのでは?と思いますよね。
でもこれは絶対に欠かすことのできない工程なんだそうです。
ところで、奥さん。
衣類が家のあちこちに分散して置かれていませんか?
我が家は4か所に分散して置かれていました。
そして、全てかき集めた時の写真がこちら↓
全部で129着。洋服山の完成です(^O^)わーい
わたしの服は少ない方だと思っていましたが、こんなにありました。
しかも恐ろしいのが数か月前にも捨てたのにこのありさま、ということ・・・
クローゼットの中にしまわれていたままだったら、この洋服山に気がつかなかったかもしれません。
だから「今、自分がどれだけの服をもっているのか」把握するためにも、全ての洋服を一か所に集めるのは欠かせない工程だということが、実際にやってみてよく分かりました。
服の捨て方③カテゴリーごとに捨てる
洋服山を作ったらいよいよ選別していきます。
ここでもカテゴリー分けが登場。
片づけが苦手なわたし達のために、こんまりさんがオススメしている捨てるカテゴリーごとの順番があります。
▽ こんまりさん推奨の捨てる順番はこちら
- トップス
- ボトムス
- 掛けるもの(ジャケット・コート など)
- 靴下類
- 下着類
- バッグ
- 小物(マフラー・ベルト など)
- イベント(浴衣・水着 など)
- 靴
わたしはイベントもの(着物)を除いて、この順番通りに進めました。
順番が決まっていることで「何から手をつけよう?」と悩む時間を省けるので、効率よく、スムーズに進めることができます。
着物は処分方法をどうするか悩んだのですが、後日出張買取の業者さんに来てもらうことにしました。
こちらは別記事で紹介できればと思います。
▽ 追記:出張買取サービス「エコリング」さんで買い取っていただいた体験記事です。
服の捨て方ポイント:オフシーズンの服から捨てると判断しやすい
今着ている服から捨てるものを選ぶのはけっこう難しいです。
だって「着るかもしれない!」と思ってしまうので、捨てる判断が鈍るんですよね。
「オフシーズンの服から捨てる」はこんまりさんも推奨している方法。
やってみると、たしかに「1年以上(もしくはそれ以上)着てないじゃん!」って服とは冷静にさよならすることができました。
結果:次も会いたい服、47着が残りました
この方法で取捨選択した結果、129着あったわたしの服(着物以外)は47着まで厳選することができました。
ちなみに捨てることになった服の山↓
経過時間は約5時間。(休憩と娘のミルクタイムも含めてですが)
残念ながら捨てることになった服には、「今までありがとう」とお礼を言って捨てるBOXへ・・・
やっぱり罪悪感はないのかと言われると、あります。めちゃくちゃあります。
まだ着ることができるのに捨てるという罪悪感と、着てあげられなかった罪悪感。
でもこの罪悪感から、二度とこんな量の服を捨てることがないように「次に服を買う時は必要かどうかちゃんと考えてから買おう」という気持ちになることができました。
服の片づけをする時の注意点
注意①家族の服は勝手に捨てない
服だけでなく、どのモノも同じことですが、家族のモノには一切手をつけません。
これはわたしが「いらない」と思っても、本人にとっては大切なもの、ときめくものだったりするからです。
「他人のモノを捨てる」ってちゃんと考えたらすごく非常識なことですよね。
それが家族のモノとなると、とたんに「着てないから捨てちゃえ」って感じで気を遣わなくなるんです・・・
「また使う予定だったのに勝手に捨てられていた」
あなただったらどうでしょうか?
すごく悲しいですよね。わたしだったら怒り狂う。
家族の信頼関係にヒビを入れかねないので、捨てるのは自分のモノだけにしましょう。
注意②部屋着として再利用しない
普段着として着ていた服を部屋着としてランクダウンして使う。
これはやりがちだと思います。わたしもよくやってますから。
「でもその服、そのあと部屋着として着ましたか?」
そう聞かれると、ほとんどの服を着ておらず、タンスの肥やしになっていました。
このことに気がついてから、「お気に入りの部屋着を探そう」と決めました。
よれよれになった服は着心地よくてサイコーです。
でも本当は部屋でも女性らしい格好でいたい・・・
ジェラートピケみたいにもこもこ、キラキラしてなくてもいい。
自分が心地よく着ることができ、清潔感のある部屋着を探したいと思います。
注意③モノの取捨選択はひとりでおこなう
「捨てる」とはモノと真剣に向き合う行為です。
だからわたしは家族がいない時に、テレビもつけず、音楽もかけず、無音の中で黙々と取捨選択をしています。
なぜならば、家族がいたら魔の言葉が飛んでくるんですよね。
「それ、捨てちゃうの?」
この言葉ひと言で罪悪感の波が一気に押し寄せてきます。
うちの場合だと夫。
過去にひざ上たけのスカートを「もうこの丈のものは履かないだろう」と思って捨てようとしたとき、
え?それ捨てるん?俺けっこう好きだったのになー
そんなこと言われたら「え?そう?じゃあまた着てあげよっかな♪」ってなりますよね。でも結局、それから一度も履きませんでした。笑
このように家族がいると心を揺さぶられる言葉をかけられ、真剣にモノと向き合う機会を失ってしまうので、モノの取捨選択はひとりでおこなうことをオススメします。
最後に:服の取捨選択ははじめの一歩。捨てる判断力を身につけよう
冒頭でも書いたように、こんまりさんいわく「服がいちばん捨てる判断をしやすい」とのこと。
そう、まだまだ序章に過ぎないのです。
初めからめっちゃくちゃ疲れましたけどね・・・
でも、たしかに最近は「これは使わないな」と判断するスピードが速くなったように思います。
「服がいちばん捨てる判断をしやすい」というのは一理あるのかもしれません。
服をたくさん持っている方は大変だと思いますが、「いつか着るかもしれないから」の”いつか”はなかなかやってきません。
もう役割が終わった服には感謝を込めてさよならしましょう。
服を残すかどうかは「次の季節もまた会いたいと思えるか」
ぜひ一着一着の服と向き合って考えてみてくださいね。
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